家族でディズニーランドを訪れたジェラード(写真は@stevengerrardのキャプチャ)
今夏リヴァプールからロサンゼルス・ギャラクシーに移籍し、アメリカでの生活をスタートさせたスティーヴン・ジェラード。
MLS(メジャーリーグ・サッカー)ではここまで7試合に出場して1得点をあげており、うち5試合で先発フル出場している。
マージ―サイド州で生まれ育ったジェラードにとって海外での生活は初めてのこと。
しかも、ジェラードが生活の拠点に移したのはイングランドほどサッカー文化が根付いているとは言い難いアメリカである。話される言葉こそ同じではあるが、いろいろと戸惑うこともあったはずだ。
そんなジェラードがアメリカでの生活について興味深いコメントをしている。
イギリス紙『インディペンデント』によれば、同選手はアメリカのオンラインマガジン『Hello』に対して「まさに今が最高だよ」と話したのだという。
そう思う理由については、やはりアメリカという土地特有の文化が関係しているのだそうだ。
・スティーヴン・ジェラード(ロサンゼルス・ギャラクシー)
「まさに今が最高だよ。5分ごとに立ち止まらなくては街中を歩けなかった状態から、ここでは”Z-lister(全くの無名な人、あるいはスターの地位から最も遠い人)”になったよ。良いことだし、気に入っている」
「僕たちはとてもラッキーで、そのことを僕は理解している。僕は州営住宅で育った。だからこれからも地に足がついた状態で謙虚であり続けるだろう。しかし、ここは刺激的だよ」
「僕は突然、良いパパになった。なぜなら、子供たちを外に連れていくことができるし、邪魔する人は誰もいないからね。娘を公園やビーチ、広場、プールに連れていくことができる。そしてそこで6時間滞在することもできる」
「誰かが僕の名前を発しそれを耳にすることもあるだろうが、それが僕を呼ぶものかどうかすら分からない。そして僕は笑うのさ」
「僕が子供たちの近くにいられること、そして子供たちのためにより多くのことができることに彼女たちは衝撃を受けていたよ」
ちなみにジェラードは今回のインターナショナル・マッチウィークを利用し、家族全員でカリフォルニアにあるディズニーランド・リゾートを訪れていたようだ。
こうした家族サービスができるのも、アメリカならではといったところなのであろう。
(記事提供:Qoly)