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FIFAがブラッター会長とプラティニ氏らに90日間の職務停止処分科す

2015.10.08

FIFAのブラッター会長(左)とUEFAのプラティニ会長(右) [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)の倫理委員会は8日、同連盟のゼップ・ブラッター会長とUEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長に対し、90日間の職務停止処分を科すことを発表した。期間中はあらゆるサッカー関連の活動が禁止される模様。

  ブラッター会長は2005年にCFU(カリブ海サッカー連合)と放映権に関する契約を結んだ件に関して、背任の容疑がかけられている。また、プラティニ会長に対し200万スイスフラン(約2億5000万円)の賄賂を支払ったとして、贈賄の容疑によりスイス検察から事情聴取を受けた。

 これにより、ブラッター会長はFIFAの大手スポンサーからは退任予定の時を待たずして即時退任するよう求められているが、来年2月に会長選が行われるまでは現職にとどまる意向を示していた。

 また同日、FIFAは無期限の停職処分を科していたジェローム・ヴァルケ事務局長に対し、90日間の職務停止処分を科すことを発表。さらに元同連盟副会長で韓国サッカー協会名誉会長を務めるチョン・モンジュン氏には、2018年と2022年のワールドカップ招致活動において複数の規律違反があったとして、6年間の停止処分と10万スイスフラン(約1240万円)の罰金処分を科すことも発表している。

By サッカーキング編集部

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