引退を表明したNYコスモスのラウール [写真]=Getty Images
15日、NASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)のニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスが、クラブ公式HPを通じて今シーズン限りでの現役引退を発表した。
レアル・マドリードの伝説的存在となっているラウールは、「今シーズン限りで引退することを決断した。今はNYコスモスがNASLを制覇することの助けになることに集中している」と表明。「引退後に何をするかは、その後の数カ月で決めようと思う」と今後についてコメントし、現役生活にピリオドをうつ決断について明かしている。
「ずいぶん長い間、サッカーをすることは僕の人生の一部となっていたから、決断は簡単なものではなかった。でも、今がその時だと信じている。キャリアを通じて僕をサポートしてくれた全ての人に感謝したい。これからの数週間に行われる、僕にとって最後となる試合を楽しみにしているよ」
現在38歳のラウールはレアル・マドリードの下部組織出身で、1994年にデビュー。2010年には16年もの間在籍した同クラブを退団してシャルケへ移籍すると、カタールリーグのアル・サッドを経て、2014年からNYコスモスでプレーしていた。
By サッカーキング編集部
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