FIFA会長選への立候補を正式に表明したアリ王子(写真は5月のもの) [写真]=FIFA via Getty Images)
ヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン王子が15日、自身の公式HP上で来年2月に行われるFIFA会長選への立候補を正式に表明した。アメリカメディア『ESPN』など各メディアが報じている。
アリ王子はFIFA会長選への正式な立候補届を提出したことを発表。自身の公式HP上で「我々は過去を変えることはできませんが、FIFAがよりよい未来をも持つことはできます。我々はFIFAが信頼を取り戻すことを保証します。そのために『誠実さ』、『倫理』と『フェアプレー』を促進していきます」とコメントした。
次期会長選で最有力候補として挙げられていたミシェル・プラティニ副会長兼UEFA(欧州サッカー連盟)会長は、8日にFIFAの倫理委員会からサッカー関連の活動を90日間禁止する活動停止処分と10万3000ドル(約1200万円)の罰金処分を受けた。UEFAは同日に声明を発表し、処分に従わないことを表明していたが、イメージダウンは避けられない状態に陥っている。これにより、強い影響力を持つアリ王子にも当選の可能性が見えてきた。
なお、同メディアは合わせてAFC(アジアサッカー連盟)のサルマーン・アール・ハリーファ会長が出馬に向けて準備していることも報じている。
By サッカーキング編集部
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