AFCのサルマン・アール・ハリーファ会長 [写真]=Getty Images
アジアサッカー連盟(AFC)会長で国際サッカー連盟(FIFA)副会長も務めるサルマン・アール・ハリーファ氏が次期FIFA会長選に出馬する意思を明らかにした。イギリスメディア『BBC』が20日付で報じている。
ゼップ・ブラッター会長やミシェル・プラティニ副会長が汚職を理由に倫理委員会から90日間の活動停止処分を受け、改革への機運が高まっているFIFA。周りから出馬を要請する声が多くなったことを理由に、49歳のハリーファ氏が次期FIFA会長選に立候補することを公言した。
ハリーファ氏は7月にプラティニ氏の支持を明言し、会長選への出馬に消極的な姿勢を見せていた。だが、プラティニ氏に対する活動亭主処分の知らせを聞いて自らが立候補することにした模様。プラティニ氏は2011年にブラッター会長から200万スイスフラン(約2億5000万円)を個人的に受け取っていたことを認めている。
2013年からアジアサッカー連盟の会長を務めるハリーファ氏は、当時のAFC会長選の際、母国のバーレーンでの民主化運動に対する人権侵害に共謀したとの申し立てを人権団体から受けていた。ハリーファ氏本人はこの申し立てを強く否定している。
FIFA会長選の立候補の期限は今月の26日で、ハリーファ氏は5つのサッカー協会からの推薦状を含めた必要書類を提出する必要がある。会長選は来年の2月26日に行われる予定。
By サッカーキング編集部
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