MLSで得点王とアシスト王に輝いたジョヴィンコ [写真]=Getty Images
MLS(メジャーリーグ・サッカー)が25日に各地で行われ、レギュラーシーズンの全日程を終了した。トロントFCに所属するイタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコが、同リーグ史上初めて得点王とアシスト王を同時に受賞した。
レギュラーシーズンで22得点を決めたジョヴィンコは、元スペイン代表FWダビド・ビジャやアイルランド代表FWロビー・キーンらを抑え、シエラレオネ代表FWケイ・カマラと並んで得点王を獲得。また、16アシストを挙げてアシスト王も獲得し、個人賞2冠を達成した。
地元メディア『TSN』の記者によると、今年2月にユヴェントスから加入したジョヴィンコは、当初はアメリカ、カナダでの認知度が低かったという。しかし、スピードを生かしたドリブルと抜群のテクニックで得点を量産。左サイドから切り込むプレースタイルは“イタリアからの侵略者”というキャッチフレーズを付けられるほどファンを魅了し、8得点を左サイドから奪った。
キャリアで初めて得点王を獲得したジョヴィンコは「監督の存在がとても重要だった。彼のおかげで僕のプレーは向上したんだ」と感謝の言葉を述べた上で、「より広いスペースが与えられて自分から仕掛けることのできるMLSの舞台は僕にとっていい環境だっただろうね」と自身のプレーを振り返った。
By サッカーキング編集部
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