かつてレアル・マドリードでプレーしたR・カルロス [写真]=Getty Images
インド・スーパーリーグのデリー・ディナモスで選手兼監督として活躍する元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが、古巣レアル・マドリードや、バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールらについてコメントを残した。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によるとR・カルロスは、地元ラジオ局の取材に対し「僕はいつかレアル・マドリードに監督として戻りたいと思っている。そのために今ここで勉強しているんだ。レアル・マドリード復帰の扉は開かれていると思うよ。その時が来たら、僕は喜んでスペインに戻るさ」と応え、かつて11シーズンにわたってプレーした古巣に復帰する意欲を明かした。
またR・カルロスは同胞ブラジルの現役選手についてもコメント。今シーズンのリーガ・エスパニョーラで9試合に出場し9ゴールを挙げるなど好調を維持するネイマールに対しては、「あと2、3年で世界最高の選手になるだろう」と期待を寄せた。
さらに、レアル・マドリードで自身がプレーした左サイドバックを現在務めているブラジル代表DFマルセロに関して、「彼は世界で最も優れたサイドバックだよ」と絶賛した上で、「なぜブラジル代表では、スタメンで使われなかったのか分からない。監督は何を考えているのだろうか」とコメントし、同代表を率いるドゥンガ監督の采配に疑問を投げかけた。
R・カルロスは1996年にレアル・マドリードへ加入すると、2007年までプレー。同クラブで通算512試合に出場した。その後はフェネルバフチェやコリンチャンスなどを経て、2012年に現役を引退。トルコのシヴァススポルの指揮官に就任するなど指導者としての道をスタートさせたが、今年7月にデリー・ディナモスの監督に就任するとともに現役復帰を果たした。
By サッカーキング編集部
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