U-17W杯準決勝で敗れうなだれるシュトイケンス(左) [写真]=Getty Images
チリで開催されているU-17ワールドカップ準決勝でU-17マリ代表に敗れたU-17ベルギー代表。この試合で痛恨のミスを犯してしまったGKイェンス・シュトイケンスに対し、現ベルギー代表キャプテンであるヴァンサン・コンパニが、“粋”な気遣いを見せた。
マリとの準決勝で1-1で迎えた後半10分、マリが自陣内から大きくボールを蹴り出した場面でゴールマウスを飛び出し対応したシュトイケンスだったが、バウントの目測を誤り頭上を越されると痛恨の失点を招いてしまった。これで勝ち越されたベルギーはさらに追加点を許し、結局1-3で試合に敗れた。
この大会で韓国代表でバルセロナに所属するFWイ・スンウのPKをストップするなど存在感を見せていたシュトイケンスは試合後、「この結果と自分の試合にガッカリしている! すみません、ベルギー。そして、全てのメッセージをありがとう」などとコメントしていた。
そんなシュトイケンスに対し、コンパニは自身のTwitterに2013年のフラム戦で犯した自らのオウンゴール動画を貼り付け、「完璧な人間なんていない。顔を上げて次に進もう。チーム全体を祝福するよ」とのメッセージを添えて激励。自身のミス動画を公開する“自虐ネタ”で将来有望な後輩を励ますとともに、ここまでよくやったとチームを讃えた。
ベルギーは8日にメキシコと3位決定戦を戦う予定になっている。
(記事提供:Qoly)
By Qoly