ニューヨーク・コスモスでプレーするラウール [写真]=Getty Images
ニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが、7日に行われたNASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)チャンピオンシップ準決勝のフォートローダーデール・ストライカーズ戦で決勝点を挙げ、コメントを残した。同日付の米メディア『ESPN』が報じている。
ラウールは1-1で迎えた61分、勝ち越しゴールを決め、チームをチャンピオンシップ決勝に導いた。同選手は「僕が得点をする前にもチャンスは数多くあった。得点はチーム全体のコンビネーションが良かったから生まれたんだ」と得点シーンを振り返った。
10月15日に現役引退を表明しているラウールは、自身の得点で引退を先延ばしにした。同選手は「ニューヨーク・コスモスでの決勝が自分のキャリアの最後になるなんて夢のようだ」と語り、現役最後の試合となる15日のチャンピオンシップ決勝を見据えた。
現在38歳のラウールはレアル・マドリードの下部組織出身。1994年のトップチームデビュー以降16年間にわたってプレーした同クラブでは、741試合に出場し、323得点を記録した。その後、DF内田篤人が所属するシャルケやアル・サッドを経て、2014年からニューヨーク・コスモスでプレーしていた。
By サッカーキング編集部
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