ドローに終わったアルゼンチン対ブラジルの一戦 [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップロシア 南米予選が12日と13日に各地で行われた。
12日に行われた試合では、コパ・アメリカ王者のチリ代表とコロンビア代表が対戦した。試合は45分にチリが先制する。右サイドでFKを獲得すると、マティアス・フェルナンデスのクロスに飛び込んだのはアルトゥーロ・ビダル。ヘディングシュートがネットを揺らし、ホームのチリがリードを奪った。しかし、コロンビアは68分に左サイドを突破したルイス・ムリエルの折り返しを、ハメス・ロドリゲスがワントラップから振り向き様にシュート。これがゴール右下に決まり、コロンビアが同点に追いつく。試合はこのまま1-1のドローに終わった。
エクアドル代表とウルグアイ代表の一戦は、23分にフェリペ・カイセドのゴールでエクアドルが先制する。後半立ち上がりの49分にウルグアイのエディンソン・カバーニが同点ゴールを決めてスコアを1-1としたが、59分にエクアドルのフィデル・マルティネスが勝ち越しゴール。エクアドルが2-1でウルグアイを下し、3連勝で予選首位に立っている。
12日の開催が予定されていたアルゼンチン代表対ブラジル代表の一戦は、豪雨により開催日が順延され、13日に開催された。ホームのアルゼンチンは34分にカウンターからチャンスを作る。アンヘル・ディ・マリアのスルーパスに抜けだしたゴンサロ・イグアインが、右サイドからグラウンダーのクロスを供給。走りこんだエセキエル・ラベッシが押し込み、アルゼンチンが先制に成功する。一方、ブラジルは後半立ち上がりの58分に同点ゴール。右サイドのダニエウ・アウヴェスがクロスボールを送ると、ファーサイドのドゥグラス・コスタがヘディングシュートを放った。ボールはクロスバーに弾かれたが、ルーカス・リマがこぼれ球を押し込み、ブラジルが同点に追いついた。このまま試合は1-1で終了。スーペルクラシコはドローに終わった。
この結果、3連勝のエクアドルが首位、勝点7のチリが2位、同6のウルグアイが3位につけている。なお、ブラジルは5位、アルゼンチンは8位に沈んでいる。
その他の結果は以下のとおり。
ボリビア 4-2 ベネズエラ
エクアドル 2-1 ウルグアイ
チリ 1-1 コロンビア
アルゼンチン 1-1 ブラジル
ペルー 1-0 パラグアイ
By サッカーキング編集部
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