現役最後の試合に優勝&アシストで華を添えたラウール「嬉しいし、悲しい」

現役最後の試合を終えたFWラウール(中央)

 ニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが15日、北米サッカーリーグ(NASL)のタイトルを獲得し、現役最後の試合を終えた。同日、同クラブの公式サイトが伝えている。

 10月に今シーズン限りでの現役引退を表明したラウール。オタワ・フュリーとの決勝ではチームの3点目をアシストし、チームは3-2で勝利している。ゴールこそなかったが、現役最後の試合で優勝というこれ以上にない結果を残した。

 ラウールは、決勝戦について「とても幸せだ。キャリア最後の試合だったからね」と話し、優勝を喜んだ。また、「自分がやってきたことのすべてを誇りに思っている。この素晴らしい1年を、クラブ、チームメート、ファンに感謝したい」と続け、サポーターへの感謝の言葉を口にした。

 自身の今後の去就については、「僕はこれから別のプロジェクトで新たな人生をスタートする。嬉しいよ。でも、とても悲しくもある」と語り、新たな挑戦をしていくことを示唆した。

 最後に、「チームメートやクラブ、サポーターに感謝したい。とても幸せだよ。コスモスは僕の心の一部だ」と話し、改めてニューヨーク・コスモスのチーム関係者への感謝の気持ちを示した。

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