ダンディー・U加入間近と報じられている川島 [写真]=Getty Images
ダンディー・ユナイテッド加入間近と報じられているGK川島永嗣のデビューが、予定より遅れることが明らかになった。20日付のイギリス紙『クーリア』が伝えている。
今夏、契約満了とともにスタンダール・リエージュ(ベルギー)を退団した川島は無所属の状態が続いている。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの練習に参加するなど加入クラブを模索していたが、今月に入ってダンディー・Uとの契約が間近であると報じられた。
同選手は外国人労働許可証が交付され次第、契約を締結できるとされており、早ければ21日のスコティッシュ・プレミアリーグ第15節セント・ジョンストン戦でデビューする可能性があると噂されていた。
しかし、労働許可証の手続きが難航しているようだ。チームを率いるミクス・パーテライネン監督は「もちろん、フラストレーションを感じているよ。現所属のGKたちに挑戦できる選手を獲得したけれど、練習参加すら許可されない。すべての面で合意に達したというのに」と苛立ちを口にしている。
そして、「労働許可にこんな長い時間がかかるなんて、残念だ。もっと効率的で速いシステムに変更するべきじゃないか?我々はプロフェッショナルの話をしているんだ。ここに来て、スコットランドのフットボールを強化するであろう選手の話をね」と苦言を呈し、「我々は待ち望んでいるが、まだ辛抱を続けなければならない」と明かした。
ダンディー・Uは現在リーグ戦で2勝2分け10敗の最下位に沈んでおり、失点数もリーグワーストの28を記録している。
By サッカーキング編集部
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