昨シーズンまでドルトムントに所属していたグロスクロイツ(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントを去り、9月からトルコのガラタサライで練習中の元ドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツが、ドイツへのカムバックを画策している。2日、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じた。
同誌によるとグロスクロイツは、ガラタサライのムスタファ・デニスリ新監督に「一刻も早くここから出ていきたい」と話したようで、同監督も「もう彼はお客さんのようなものだよ」とコメントしているという。
とはいえデニスリ監督もすぐに首を縦に振るわけにはいかず、「万が一まだ余裕があるのなら、考え直してみたらどうか」と提案してみたものの、同選手は2日の練習に姿を現さなかった模様。
グロスクロイツがドイツへ戻りたい最大の理由はホームシック。『スポーツビルト』誌が9月にインタビューを行った際、早くも「家族や友人たちがいなくて本当に寂しい。特に兄弟のレニーと会えないのはつらい」と心境を吐露していたという。
グロスクロイツは今夏ドルトムントからガラタサライへの移籍を目指したが、書類の提出が遅れたためFIFA(国際サッカー連盟)の規定により移籍は不成立になった。しかしガラタサライ側は来年1月からの契約を約束し、同選手に練習やテストマッチの参加を許可していた。
By サッカーキング編集部
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