元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏がアメリカのフロリダ州マイアミ市内にスタジアムを建設するようだ。6日、イギリスメディア『BBC』などが報じている。
ベッカム氏はかねてよりマイアミにMLS(メジャーリーグサッカー)の新クラブを発足させる意向を示していた。その計画の第一歩として同氏は今回、マイアミのオーバータウンの一部の土地を取得。そこにスタジアムを建設することも承認されたという。
MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏はベッカム氏の行動に対し、「とても印象的である」とコメント。さらに、「我々はとても協力的で、マイアミに彼のクラブができる計画をともに進めていくことが楽しみだよ」と前向きな姿勢を見せた。
ベッカム氏の計画ではクラブ設立後、かつて在籍したパリ・サンジェルマンなどの財政的援助を受けながら、世界トッププレーヤーを獲得することでチームを強化していくという。
現在20クラブで行われているMLSは、2020年までに24クラブへと規模を拡大する予定である。さらにガーバー氏は「将来の事業拡大のために、28クラブまで所属クラブを増やせるよう、今後の状況を査定していく」と話しており、さらなる所属クラブの増加が見込まれている。