コパ・スダメリカーナ2015を制したインデペンディエンテ・サンタフェ [写真]=LatinContent/Getty Images
コパ・スダメリカーナの決勝セカンドレグが9日にコロンビアの首都ボゴタで行われ、インデペンディエンテ・サンタフェとウラカンが対戦した。試合はスコアレスドローで90分を終了。2試合合計スコアが0-0でPK戦に突入した末に、サンタフェが優勝を果たし、コロンビア勢として初のスダメリカーナ王者となった。
前半のボール支配率は互角だったが、サポーターの大声援を背にサンタフェのほうが多くのチャンスを作った。前半41分にはコーナーキックを得たが、頭で合わせたダニエル・アングーロのシュートはGKにキャッチされた。
0-0で迎えた後半、サンタフェは積極的な采配で先制点を狙いにいったが、相手の堅い守備を崩しきれず。試合はスコアレスのまま延長戦に突入した。
サンタフェは延長前半13分にオマール・ペレスが右サイドからシュートを放ったが、GKに阻まれてしまう。一方、劣勢のウラカンは延長後半11分に前線でボールを競ったラモン・アビラが、フランシスコ・メサの胸を殴って退場すると、ウラカンは守備を固めてPK戦にもつれ込ませた。
タイトルを賭けた運命のPK戦。3人全員が決めたサンタフェに対し、ウラカンは3人目のフェデリコ・マンシネッリしか決められなかった。パトリシオ・トランソの蹴ったボールがクロスバーに嫌われた直後、サンタフェはGKロビンソン・サパータを中心とする歓喜の輪を形成して優勝の喜びに浸った。
なお、優勝したサンタフェは、コパ・リベルタドーレス2016、レコパ・スダメリカーナ2016、そして今季のヤマザキナビスコカップ覇者である鹿島アントラーズと対戦するスルガ銀行チャンピオンシップ2016の出場権を獲得した。
(記事/Cartao Amarelo)
【スコア】
インデペンディエンテ・サンタフェ 0-0(PK戦:3-1) ウラカン
By サッカーキング編集部
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