松本退団の韓国代表MFキム・ボギョン、Kリーグ王者・全北現代へ完全移籍

2015年9月から松本でプレーしたMFキム・ボギョン [写真]=Getty Images

 全北現代は3日、韓国代表MFキム・ボギョンを獲得したと発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在26歳のキム・ボギョンは、2012年7月にセレッソ大阪からカーディフへ移籍すると、初年度からレギュラーの座を掴み同クラブのプレミアリーグ昇格に貢献した。2年目にはプレミアリーグで28試合に出場するも、昨シーズンは出場機会に恵まれず、昨年1月に契約を解除。

 その後、ウィガンに加入するも、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)で23位に沈んでいた古豪クラブを救うことはできず、フットボールリーグ1への降格決定とともに契約満了を迎え、無所属となっていた。昨年9月に松本山雅FCに加入し、2015明治安田生命J1リーグ6試合に出場したが、先月退団が発表されていた。

 完全移籍に際しキム・ボギョンは、「Kリーグ最高の球団である全北現代に入団することになって嬉しいです。クラブと監督の信頼に報いたい。最高のチームで最高の選手たちと最高の成績を出したいと思います」と、クラブを通じてコメントしている。

 また、チームを率いるチェ・ガンヒ監督は、「キム・ボギョンは若いが経験が多く、多目的な選手だ。私たちが目指すAFCチャンピオンズリーグ優勝に大きな力になるだろう」と期待感を示した。

 なお、全北現代は2015年のKリーグで優勝を果たし、2連覇を達成している。

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