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第2回フットゴルフW杯開幕…期待の堀之内を始め日本勢は初日苦戦

2016.01.08

アルゼンチンで行われているフットゴルフW杯に出場している日本代表

 現地時間6日、アルゼンチンのピラール・ゴルフクラブで、「FIFG World Cup 2016アルゼンチン大会」が開幕。初日は個人戦1日目が行われたが、日没サスペンデッドとなった。

 近年、欧米を中心に注目度が高まっているフットゴルフの第2回目となるW杯がいよいよスタートした。日本からは、2014年2月に発足した日本フットゴルフ協会が選出した、元浦和レッズの堀之内聖をはじめとした16名が参加。大舞台で、これまで培ってきた経験と技術を披露した。

 日本勢のトップは、1オーバー暫定43位タイのコージャ今村。新井晋、峯尾和延が2オーバー暫定57位タイで続く展開となっている。暫定トップには、7アンダーでブレスカシン・フラヴィノ(イタリア)と地元アルゼンチンのオッテロ・クリスチャンがつけた。

 国内トップの精鋭を集めて臨んだ日本勢だが、初日は厳しい展開に。長い距離、強風、速いカップ回りに悩まされスコアメイクに苦しんだ。特に後半の11番からは殆どのホールで池が絡み、スコアを落とす選手が続出。期待の堀之内も、出だしの1番でダブルボギーを叩くと、その後も波に乗れず25オーバー97と厳しい初日となり「1番(のダブルボギー)をずっと引きずってしまった」と唇をかんだ。

 堀之内が特に苦戦したのは距離感。12番では30メートル以上あるショットを決めバーディを奪う意地も見せたが、キックの僅かな強弱が次のショットへも影響し、常に厳しいプレーを強いられた。

 個人戦は、2日目に第1ラウンドの残りと3日目に第2ラウンドを行い、上位144名(+決勝ラウンドに1人も進めない国はその国の最上位者が進める)が同10日に開催される最終日の決勝ラウンドに進出。2日目と4日目には個人戦第1ラウンドの成績により8カ国が出場できるチーム戦が行われる。

 フットゴルフW杯は第1回大会が2012年にハンガリーで行われ、8カ国から77選手が参加したが、今回は規模が大幅に拡大され26カ国230選手がプレーしている。

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