PAOKでプレーするベルバトフ(写真は12月のドルトムント戦) [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
今シーズンからギリシャのPAOKでプレーしている元ブルガリア代表FWディミータル・ベルバトフ。34歳のベテランにまさかの出来事があった。
それは敵地で行われたリーグ戦第19節のAEKアテネ戦でのこと。ベルバトフがエリア内で相手を振り払うと、マークについていたDFは顔を抑えてピッチへ倒れこんだ。映像ではエルボーを見舞っているようにも見え、主審からは一発レッドカードを提示されてしまった。
後半からの投入だったベルバトフは66分にもイエローカードを貰っていたのだが、83分に訪れたこの場面では抗議すらしなかった。
ブルガリアメディアによれば、同選手が退場になるのはこれで通算2度目とのこと。キャリア初の退場は、2002年9月のブレーメン戦。当時レヴァークーゼンに所属していたベルバトフは相手MFジョアン・ミクーとやり合い、2人とも退場にされた。ちなみに、ベルバトフは退場になった2試合とも途中投入だった。
結局、PAOKはこの上位対決に0-1で敗戦。イゴール・トゥドル監督は「唯一残念だったのは、ベルバトフのレッドカード」とコメントしつつ、「彼にはチームに留まって欲しい」とも述べていたようだ。
(記事提供:Qoly)
By WOWOW