中国移籍の可能性が報じられたベントナー [写真]=Bongarts/Getty Images
ヴォルフスブルクに所属するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーが中国のクラブに移籍する可能性が浮上している。ドイツ紙『ビルト』の報道を、ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt.de』が17日に伝えている。
ベントナーは今シーズン、ブンデスリーガ第21節終了時点で13試合出場2得点を記録。昨年8月1日に行われたDFLスーパーカップのバイエルン戦でMVP(最優秀選手賞)に選出され、昨年8月22日の第2節ケルン戦では試合終盤に同点ゴールを挙げるなど、シーズン序盤は活躍を見せた。しかし、リーグ戦では先発出場が4試合のみと、コンスタントに出場機会を得られていない。
そして最近の2試合、13日のブンデスリーガ第21節インゴルシュタット戦と17日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ヘント戦ではベンチ入りメンバーからも外れた。ヘント戦ではディーター・ヘッキング監督がGK2名をベンチに置き、フィールドプレーヤーが従来よりも1名少ない状態でアウェーゲームに臨んでいる。
報道によると、ベントナーがベンチ入りメンバーからも外れている理由は、負傷やコンディションの問題ではない。同選手はすでに中国へ移動している模様で、同国のクラブへの移籍に向けて交渉を行っていると見られている。
ベントナーは1988年生まれの28歳。アーセナルの下部組織からトップチームに昇格し、バーミンガムやサンダーランド、ユヴェントスへのレンタル移籍を経験した。2014年にヴォルフスブルクに移籍し、今シーズンで加入2年目を迎えている。
By サッカーキング編集部
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