ボカ・ジュニオルスでプレーするテベス [写真]=LatinContent/Getty Images
ボカ・ジュニオルスに所属するアルゼンチン人FWカルロス・テベスが自身のキャリアを振り返り、マンチェスター・Cへの移籍、ボカ・ジュニオルスへの復帰などについて語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
2007年から2009年にかけてウェストハムからマンチェスター・Uにレンタル移籍していたものの、その後最大のライバルであるマンチェスター・Cへと移籍して論争を巻き起こしたテベス。
昨年にはユヴェントスとの契約が残っており、アトレティコ・マドリードからの誘いがありながらも古巣ボカ・ジュニオルスへの復帰を決めた。
同選手はこれらの移籍について以下のように語り、自身には多くの選択肢がなかったことを明かした。
「(元マンチェスター・U監督の)サー・アレックス・ファーガソンとの間には何もなかったよ。その関係は普通のものだった。僕はマンチェスター・Uに2年のレンタル移籍で所属していた。そして、最後の年にファーガソン監督は『君をキープするためにお金を払うだろう』と言っていた」
「我々はチャンピオンズリーグの決勝に進出したが、僕には新しい契約の打診はなかったんだ」
「その後、僕はマンチェスター・Cに行った。彼らは不平を言っていたが、僕はマンチェスター・Uとの契約に関してのオファーはもらっていなかったんだよ。そして、僕はチームを離れることが許されていた」
「(ボカ・ジュニオルス復帰の前には)ディエゴ・シメオネ監督(アトレティコ・マドリード)が僕に電話をかけてきた。そのアイデアについては興奮させられたよ。スペインでプレーするというのは、自分のキャリアの中で達成していないものの1つだ。しかし、ボカにノーということは出来なかったんだよ。
「昨年、スペインからのオファーはアトレティコ・マドリードからのものだけだったが、それ以前にはレアル・マドリードからも関心を寄せられていたんだ。ボカ・ジュニオルスのファンは、どことも比べることが出来ないものだ。ここでは、僕が何処に行こうともファンがいる。サッカーでは、あまり欧州が懐かしいとは思わないよ。大会のレベルについてもね。それは我々もここで持っているものだ」
また、メディアからの厳しい批評については「メディアというのはそういうものだよ。同じことはスペインでもある。試合に負ければ、リオネル・メッシにも、クリスティアーノ・ロナウドにもね。僕は逃げ隠れしないよ。試合におけるルールは理解している」と述べると、イギリスで2度、無免許運転で捕まったことについても話している。
「自分は神でないということを学んだ。僕は酷い運転をしたが、それで何かが起こるとは思っていなかった。しかし、あそこでは、その人が有名であるかどうかにかかわらず、刑務所へと送られるんだ」
(記事提供:Qoly)
By Qoly