UEFAユースリーグで2連覇を達成したチェルシーU-19 [写真]=Getty Images
UEFAユースリーグ決勝が18日にスイス・ニヨンで行われ、チェルシーU-19とパリ・サンジェルマンU-19が対戦した。
2013-14シーズンに創設された同大会は、チャンピオンズリーグ・グループステージに出場する32クラブのユースチームと、UEFAリーグランキング上位32か国の国内ユースリーグ優勝チームが参加。出場できるのは19歳以下の選手だが、20歳以下の選手も最大3名までの登録が認められている。
試合は開始10分、前回王者のチェルシーが先制に成功する。左CKから、中央でジェイク・クラーク・ソルターが頭で合わせるが、相手DFがブロック。そのこぼれ球をフィカヨ・トモリが右足で押し込み、ゴールネットを揺らした。
しかしその直後、先制点を挙げたトモリが自陣エリア内で相手選手を倒し、PKを献上。キッカーを務めたパリSGのジャン・ケヴィン・オギュスタンはゴール右へシュートを打つが、反応したGKブラッドリー・コリンズが好セーブ。チェルシーは決定的なピンチを凌ぎ、1点リードで前半を折り返した。
だが後半58分、パリSGが試合を振り出しに戻す。右サイドから中央へ切り込んだヤコウ・メイテが、左足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に突き刺さった。
同点とされたチェルシーだったが、3分後の61分、味方の縦パスに反応したケイシー・パルマーが抜け出し、エリア内に侵入したところで右足シュート。これがゴール左隅に決まり、勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップを迎え、チェルシーが2-1で勝利し、大会史上初の連覇を達成。すでに来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃しているトップチームに対し、若手選手たちは2年連続で欧州王者に輝いた。
By サッカーキング編集部
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