アルビレックス新潟シンガポールが5連勝で首位をキープした
2016Sリーグ(シンガポールリーグ)第10節が28日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールとヤングライオンズが対戦した。4連勝のアルビレックス新潟シンガポールは6勝2分1敗(勝点20)で首位。対するヤングライオンズは1勝8敗(勝点3)、開幕戦で勝利を挙げて以来、リーグ戦8連敗中と最下位に沈んでいる。
アルビレックス新潟シンガポールは、前節から3人を入れ替え、DF免田朋己、MF乾達朗、FW三根和起が先発復帰となった。
試合は序盤から首位のアルビレックス新潟シンガポールが主導権を握る。7分、6試合ぶりの先発復帰となったFW三根和起がヘディングでボールを落とすと、MF乾達朗が左足でミドルシュートを放つ。しかし、これはGKの正面。15分にアルビレックス新潟シンガポールが早くも先制点を奪う。ハーフウェイライン付近、右サイドのMF乾達朗から左サイドのDF田中脩史へサイドチェンジ。DF田中脩史はFW河田篤秀へ繋ぐと河田は右足でクロスボールを送る。これをペナルティエリア内右45度で受けたMF乾達朗が左足で綺麗にゴール左隅へ決める。5試合ぶりの先発出場を果たした乾の鮮やかなゴールでアルビレックス新潟シンガポールが幸先良くリードを奪う。
さらに28分、右サイド深い位置からMF乾達朗が左足でクロスを送ると中央でFW河田篤秀が飛び込む。河田の強烈なヘディングシュートがネットを揺らして追加点。得点ランキング首位に立つ河田は、今季10試合目で早くも10ゴール目を決めた。
前半は2-0で終わったものの、アルビレックス新潟シンガポールがヤングライオンズを圧倒し続ける展開で後半へ折り返す。
後半に入ると58分、アルビレックス新潟シンガポールはFW三根和起に代えてFW鎌田啓義を投入し3点目を狙う。64分、ゴール前の混戦からMF稲葉修土が抜け出したがゴール目前でクリアされる。69分、中央をドリブル突破したFW鎌田啓義がそのまま持ち込みペナルティエリア外から左足でミドルシュート。しかしゴールの枠をとらえることはできない。直後の70分には前線でボールを奪うとMF長崎健人がペナルティエリア内からシュート。しかし、クロスバーに弾かれる。
好機を作りながら追加点が奪えなかったアルビレックス新潟シンガポールだが、78分に左サイドでFKを獲得するとキッカーはMF長崎健人。角度のない位置からだったが右足でファーサイドを狙うとこれが直接決まり3点目。MF長崎健人の今季初ゴールでアルビレックス新潟シンガポールが試合を決めた。
4月のリーグ戦5試合を全勝で終えたアルビレックス新潟シンガポールは5連勝。勝点を23へ伸ばし首位をキープした。
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 3-0 ヤングライオンズ
【得点者】
1-0 15分 乾達朗(アルビレックス新潟シンガポール)
2-0 28分 河田篤秀(アルビレックス新潟シンガポール)
3-0 78分 長崎健人(アルビレックス新潟シンガポール)
By サッカーキング編集部
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