オーバーエイジ枠でのリオ五輪出場が噂されているイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、8月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックに出場する可能性があるようだ。25日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
イブラヒモヴィッチはかねてからリオ五輪への出場が噂されていたが「他にやることがある」と、招集を辞退する意向を示したことが複数のメディアで取り上げられていた。
しかし同紙によると、U－23スウェーデン代表を率いるハカン・エリクソン監督が、イブラヒモヴィッチをオーバーエイジ枠で招集することに自信を見せているという。23日にはすでに同選手とリオ五輪出場について会談を行った模様だ。
イブラヒモヴィッチは今夏にパリ・サンジェルマンを退団することが決定しており、去就が注目されている。エリクソン監督は「最終的にどのクラブへ行っても、（リオ五輪に出場する）チャンスはあると思うね。彼が行きたいと言えば、可能なはずだよ」と、同選手の招集が可能であると主張した。
リオ五輪では23歳以上のオーバーエイジ枠3名が召集可能だが、各クラブは選手派遣に応じる義務はない。しかし、スウェーデン紙『アフトンブラデット』によると、エリクソン監督は「彼は五輪に出場したいとクラブに無理を言える、世界でも数少ない選手の一人だ。ネイマールがリオ五輪のメンバーに招集され、メッシが（2008年に行われた）北京五輪に出場したようにね」と、クラブとの交渉は問題にならないと語っている。
リオ五輪に臨むU－23スウェーデン代表候補メンバー35名は6月18日に発表され、最終メンバー18名は7月14日に決定。同大会でスウェーデンはグループBに入り、日本、コロンビア、ナイジェリアとの対戦が決まっている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト