途中出場のハン・グギョン(右)が激しい競り合いを見せる [写真]=Getty Images
国際親善試合が5日に行われ、チェコ代表と韓国代表がプラハで対戦した。
ユーロ2016を控えるチェコはGKペトル・チェフ(アーセナル)やMFトマーシュ・ロシツキーらが先発出場。一方、2日の国際親善試合スペイン戦で1-6と大敗を喫している韓国は、GKチョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)やMFチョン・ウヨン(重慶力帆)、FWソン・フンミン(トッテナム)らが先発出場した。
スコアが動いたのは26分、先制したのは韓国だった。ペナルティーエリア右手前で得たFKをユン・ビッカラムが直接狙うと、壁を越えてゴール右上隅へ飛んだシュートがクロスバーに当たってゴールネットを揺らした。GKチェフから直接FKを決め、韓国が先制に成功した。
1点リードの韓国はさらに40分、敵陣でのインターセプトからカウンターを仕掛け、ソク・ヒョンジュンが最終ラインの背後へ抜け出す。ペナルティーエリア右側に入ると、思い切りの良い右足シュートで豪快に追加点を決めた。韓国がリードを2点に広げて前半を終えた。
2点ビハインドのチェコは後半開始早々の46分に反撃。マレク・スヒーのロングシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれた。チェコが1点差に迫った。
チェコは同点ゴールを目指したものの、60分にセオドル・ゲブレ・セラシェが2枚目のイエローカードで退場となり、数的不利に陥った。最後まで同点に追いつくことはできず、試合は2-1で終了。韓国が前半のリードを守り切って勝利を収めた。
敗れたチェコはユーロ2016ではグループDに所属し、13日にスペイン、17日にクロアチア、21日にトルコと対戦する。
【スコア】
チェコ代表 1-2 韓国代表
【得点者】
0-1 26分 ユン・ビッカラム(韓国代表)
0-2 40分 ソク・ヒョンジュン(韓国代表)
1-2 46分 マレク・スヒー(チェコ代表)
By サッカーキング編集部
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