ペニャロール退団を発表したフォルラン [写真]=LatinContent/Getty Images
ウルグアイ・プリメーラ・ディビシオン(1部リーグ)のペニャロールは14日、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの退団を発表した。
Gracias por tu entrega y compromiso con Peñarol @DiegoForlan7 ésta es tu casa siempre. pic.twitter.com/BToGA52JsG
— PEÑAROL (@OficialCAP) June 14, 2016
フォルランは昨年7月にセレッソ大阪からペニャロールへ移籍。同クラブは今シーズン、前期リーグ15試合で勝ち点31を積み上げて優勝。フォルランは前期リーグ全15試合に出場して4得点を記録した。後期リーグでは勝ち点27で2位となったが、年間順位では首位に。3年ぶり50回目となるリーグ優勝を果たした。
大手メディア『ESPN』によると、フォルランは「ペニャロールでプレーしてチャンピオンになるという大きな挑戦をしたかった。実際に50回目のチャンピオンになることができて素晴らしい」と思い出を語り、「フットボールというものは複雑だ。私はこのクラブを出ていくよ。今の状況は良いけれど、明日には違ってくるかもしれない。今がクラブを離れる良いタイミングなんだ。ウルグアイのフットボールは非常に難しい。ただ、期待していたものを得ることもできたよ」と続けた。
自身の今後については「まだ、どこへ向かうかはわからないよ」と移籍先が未定であることを強調したうえで「でも、あと1、2年はプレーしたいんだ。このスポーツをもっと楽しみたいと思っているよ」と現役続行を表明している。
フォルランは1979年生まれの37歳。1998年にアルゼンチンのインデペンディエンテでプロキャリアをスタートし、2002年にマンチェスター・Uへ移籍した。2004-2005シーズンからはビジャレアルでプレー。加入初年度にリーガ・エスパニョーラ得点王に輝いた。2007年にはアトレティコ・マドリードに移籍し、2008-2009シーズンに自身2度目となる得点王のタイトルを獲得。2011年にインテルへ移籍した後、2012年からブラジルのインテルナシオナウに所属し、2014年にC大阪へ加入した。同クラブでは2014シーズンにJ1リーグで26試合出場8ゴール、翌2015年には明治安田生命J2リーグで16試合出場10ゴールを記録したが、同年7月末で契約満了を迎えて退団した。
ウルグアイ代表には2002年から名を連ね、同年の日韓ワールドカップにも出場した。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、得点王タイの5得点を挙げてベスト4進出に大きく貢献。大会MVPに選出された。
By サッカーキング編集部
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