インド・プレミアフットサルは23日、元イングランド代表MFポール・スコールズ氏をマーキープレイヤー(サラリーキャップの制限を受けない選手)として獲得したことを発表した。今月9日には元ポルトガル代表MFデコ氏の獲得も発表されており、リーグとして迎え入れたマーキープレイヤーは2人目となる。
同大会は元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏らによって新設された多国籍フットサルリーグで、今年7月に開幕を迎える。同リーグは8名のマーキープレイヤーを迎え入れる予定で、デコ氏とスコールズ氏が最初の2人となった。両氏ともにリーグと3シーズンの契約を結び、ドラフトによって所属クラブが割り当てられることとなる。
リーグ参戦にあたってデコ氏は「プレミアフットサルの1年目のシーズンに臨むことを本当に楽しみにしている。私はブラジルで生まれ、路上でフットサルをして育った。国際舞台で成功を収めたキャリアの基礎は、そこで築かれたと言える。だからある意味では、自分のルーツに戻るような感覚だ」と、自身の経験を交えてメッセージを寄せた。
またスコールズ氏は「偉大な選手たちの中にはフットサルによってスキルを高めてきた人もいる。このスポーツは非常に魅力的だ。プレミアフットサルはインドでスポーツを普及するための素晴らしい方法になり得る」とコメントしている。