マクリ大統領(左)もメッシの代表引退撤回を望んでいる [写真]=Anadolu Agency/Getty Images、 LatinContent/Getty Images
アルゼンチン代表からの引退を示唆したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)について、同国のマウリシオ・マクリ大統領が翻意を求め、説得にあたったことを明かした。イギリス紙『デイリーメール』が28日に報じている。
アルゼンチン代表は26日、コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でPK戦の末にチリ代表に敗れた。メッシはPK戦でキックを失敗。2大会連続の準優勝に終わり、試合後には代表引退を示唆するコメントを残した。
アルゼンチンのレジェンドであるマラドーナ氏が「メッシは代表チームに残らないといけない」と代表引退撤回を求める発言をするなど、メッシの動向は同国内で大きな関心事となっている。そして今回、マクリ大統領も同選手の代表引退撤回を望んでいることが明らかになった。
報道によると、マクリ大統領はメッシの決定をできるだけ早く覆したいと思っているようで、「彼を批判する人々を理解することはできない」と、同選手を擁護している。同大統領はメッシが代表引退を示唆したことを受け、電話をかけて話をしたようだ。
マクリ大統領は「我々のような“サッカー狂”の国に世界最高の選手が現れたことは幸運だ。神が与えてくれた喜びであり、贈り物なんだ」とメッシを称している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト