上海上港(中国)への加入が決定したフッキ [写真]=Getty Images
ゼニトは30日、ブラジル代表FWフッキが上海上港(中国)へ移籍すると、クラブ公式サイトで発表した。
同サイトによると、フッキは上海上港と正式契約を締結。移籍金は5580万ユーロ(約63億6000万円)と伝えられた。この額は、今年2月に江蘇蘇寧(中国)がシャフタールからブラジル人FWアレックス・テイシェイラを獲得した際の移籍金5000万ユーロ(約56億5000万円)を超え、アジア史上最高金額となった。
かつては川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍し、Jリーグでプレーしていたフッキ。その後ポルトを経て、2012年9月に移籍金4000万ユーロ(約45億6000万円)でゼニトへ加入すると、同クラブで147試合に出場し74得点をマークした。また、ブラジル代表にも選出される同選手は、2014年のブラジル・ワールドカップやコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016にも出場している。
加入先となる上海上港は、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグに出場。グループステージを首位で通過すると、決勝トーナメント1回戦でFC東京を下し、準々決勝へ進出を果たした。ベスト8では全北現代モータース(韓国)との対戦が決定している。
By サッカーキング編集部
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