辞任を発表したマルティーノ監督(左)と後任候補のビエルサ氏(右) [写真]=Getty Images
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は5日、ヘラルド・マルティーノ監督の辞任を発表した。
現在53歳のマルティーノ氏は、準優勝に終わった2014年のブラジル・ワールドカップ終了後にアルゼンチン代表監督に就任。昨年に行われたコパ・アメリカ2015では決勝で開催国のチリ代表にPK戦で敗れて準優勝に終わり、今年6月に行われたコパ・アメリカ センテナリオ 2016でも同じく決勝でチリにPK戦の末に敗戦した。
なお、同氏は8月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックに出場するアルゼンチン代表の指揮官も兼任していたため、AFAにとっては後任の決定が急務となる。
また、5日付のスペイン紙『アス』によると、後任の第1候補にはラツィオの指揮官に就任すると報じられていたマルセロ・ビエルサ氏が挙がっているという。ビエルサ氏は、1998年から2004年までアルゼンチン代表の監督を務めた経験があり、2002年の日韓ワールドカップではグループステージ敗退に終わったものの、2004年のアテネ・オリンピックでは優勝に導いていた。2015年夏まではマルセイユの監督を務めていたが、現在はフリーとなっている。
By サッカーキング編集部
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