マンチェスター・Cに所属するFWセルヒオ・アグエロの父であるレオネル・アグエロ氏が、自身の息子がアルゼンチン代表を引退するかどうかについて言及した。5日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
アルゼンチン代表は、6月に行われたコパ・アメリカ センテナリオ 2016の決勝でチリ代表にPK戦の末に敗れ、2大会連続の準優勝に終わった。試合後、バルセロナに所属するFWリオネル・メッシが代表引退を示唆する発言を残し、波紋が広がっていた。また、アグエロも「代表を去ろうと考えている選手が何人かいる」と、メッシ以外にも代表から引退する意向の選手がいることを明かしていた。
同紙によると、メッシはアグエロと親しい関係にあり、大会後もロサリオにあるアグエロの実家を訪れていたという。レオネル氏は「レオ(メッシ)が代表チームを永久に離れ、戻らないなら、セルヒオ(アグエロ)もそうなるだろう」と、アグエロもメッシとともにアルゼンチン代表を去ることになると明言した。
また、同氏は「メディアが彼らの時代は終わったと表現したから、メッシは新しい世代の選手のために退こうとしているんだ。みんな、全てを与えてくれる彼を非難する。ヨーロッパから休みを惜しんで来ているのに、AFA(アルゼンチンサッカー協会)は考慮してくれないんだ」と、渦中のメッシを擁護した。