中国へ移籍したイタリア代表FWペッレ [写真]=AMA/Getty Images
中国スーパーリーグの山東魯能は11日、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンからイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレを獲得したことを発表した。
移籍金は公表されていないが、イギリスメディア『BBC』によると1200万ポンド(約16億1000万円)で、イギリス紙『ザ・サン』によると週給は26万ポンド(約3500万円)、年俸約1400万ポンド(約18億8000万円)と推測されている。なお、山東魯能は6月にドイツ人指揮官のフェリックス・マガト氏が監督に就任。9日にはセネガル代表FWパピス・シセの獲得を発表していた。
ペッレは1985年生まれの30歳。レッチェでキャリアをスタートさせると、カターニャやチェゼーナなどでもプレーし、2007-08シーズンからオランダのAZへ移籍する。ルイ・ファン・ハール監督の下で才能の片りんを見せると、イタリア復帰を経てフェイエノールトへ移籍。ロナルド・クーマン監督の下、12-13シーズンは29試合で27ゴールを奪う活躍を見せた。
翌シーズンもセンターフォワードとして結果を残すと、2014年夏にクーマン監督とともにフェイエノールトからサウサンプトンへ加入。14-15シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場して12ゴールを記録した。15-16シーズンはリーグ戦30試合に出場し、11ゴールをマークしていた。また、2014年10月に初めてイタリア代表へ招集されると、10日まで行われていたユーロ2016にも出場。準々決勝までの全5試合中4試合に出場して2ゴールを挙げるなど評価を高め、チェルシーやラツィオへの移籍を噂されていた。
By サッカーキング編集部
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