ポルトガル代表としてともにユーロを制したクアレスマ(左)とC・ロナウド(右) [写真]=Getty Images
ポルトガル代表の一員としてユーロ2016制覇に貢献したベシクタシュ所属のFWリカルド・クアレスマが、代表の同僚であるレアル・マドリード所属のFWクリスティアーノ・ロナウドについて、「誤解されている」と語った。ポルトガル紙『Jornal de Noticias』が伝えている。
現在世界最高の選手の一人として評価されるC・ロナウド。だが、その一方で利己的な態度を取ることがあると批判されることも少なくない。
しかし、スポルティング・リスボンでともにプレーし、ポルトガル代表でも長く同僚となっているクアレスマは、「C・ロナウドは、プレーするのが好きな男だ。人々が思い描くほど傲慢な人物ではないよ。彼は偉大なキャプテンで、常に仲間を助ける準備が出来ているんだ」と主張。
続けて、「僕は、スポルティングでプレーし始めたときから彼のことを称賛している。なぜなら、彼は子どものころからすでに強さを見せてきたからだ。彼とともにプレーしていたこともある。バスルームに入るとき、C・ロナウドは満タンのバケツを持って行って、それでウェイトトレーニングをするんだ。彼は何も諦めることがない男なんだよ」とかつてのエピソードを明かしている。
また、ユーロ2016決勝のフランス代表戦でC・ロナウドが負傷交代を余儀なくされたことについても振り返った。
「リーダーを失ったんだ。彼は僕らのリーダーだった。だけど、真実を言えば、僕らは良い答えを返したよ。彼は仲間をサポートすることに失敗しなかった。痛みがあろうとなかろうと――あの時、彼には大きな痛みがあったが、飛び回って声を届け、仲間の背中を押していた」
(記事提供:Qoly)
By Qoly