17日の上海上港戦で重傷を負ったデンバ・バ [写真]=VCG via Getty Images
17日に大ケガを負った上海申花所属のセネガル人FWデンバ・バが、現役引退を否定した。大手メディア『ESPN』が19日に報じている。
デンバ・バは17日に開催された中国スーパーリーグの上海上港戦で左足を負傷。試合後、同選手は左足のけい骨とひ骨の骨折と診断され、長期離脱が確実視されている。
選手生命に影響を及ぼしかねない重傷を負ったデンバ・バは「本当に悪いケガだけど、克服できるということはわかっているよ」とコメントし、現役引退を否定した。同選手は上海の病院のベッドからフランスのラジオ局『ラジオ・モンテカルロ』に出演し、心境を明かしている。
デンバ・バは現在、上海の病院に入院しているが、手術はフランス人外科医に依頼するという。同選手は「まだ、完全な措置は行われていないんだ。(病院側に)待つように伝えたからね。本当はヨーロッパに飛んで手術を受けたかったけど、不可能ということがわかったから、ドクターをこちらへ呼ぶ手配をしたんだ」とコメント。同医師が到着次第、手術を受けることになるようだ。
そしてデンバ・バは「ハテム・ベン・アルファのように、似たケガから復活した選手もいる。自分自身もキャリアの序盤に似たようなことがあったけど、今は治療法も格段に進歩しているから、早く戻れると思う。今シーズンは11月に終わって、来シーズンは(来年の)3月から始まるね。次のシーズンに間に合うようにベストを尽くすよ」と、前向きに復帰への意気込みを語っている。
デンバ・バは1985年生まれの31歳。ホッフェンハイムやニューカッスル、チェルシーなどを渡り歩き、トルコのベジクタシュを経て2015年6月に上海申花へ移籍した。今シーズンはリーグ戦で14ゴールを記録し、得点ランキング首位に立っていた。
By サッカーキング編集部
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