オークランド・シティに所属するリーアラファはフットサルの代表選手としても活躍している [写真]=Getty Images,FIFA via Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は21日、公式サイト上でソロモン諸島代表FWマイカー・リーアラファを特集した。
リーアラファは1991年生まれの25歳。ソロモン諸島やバヌアツのリーグで活躍を見せたあと、2015年にニュージーランドの強豪オークランド・シティに入団したアタッカーだ。
今年行われたOFCチャンピオンズリーグでは決勝戦で2ゴールを挙げるなど大活躍を見せ、チームの中心的なスコアラーになりつつある。
オークランド・シティは今年12月に日本で開催されるFIFAクラブワールドカップに出場することが決定。昨年の大会にもメンバー入りしていたリーアラファにとっては2年連続の出場となる。
ソロモン諸島の代表チームにも今年になってから初招集されており、先日、パプアニューギニア戦でゴールも決めた。
しかし、彼が代表のユニフォームを着ているのはサッカーだけではない。むしろ、21歳からプレーしているフットサルのほうが本職なのかもしれない。
2月に行われたOFCフットサル選手権に出場したリーアラファは、大会3ゴールを決めるなどチームの優勝に貢献。9月に行われるフットサル・ワールドカップへの出場が決まった。リーアラファにとってはこちらも2012年大会に続いての参加だ。
所属クラブとフットサルで9月から12月までの4カ月間に2度、“W杯”を戦うリーアラファ。加えて言えば、2018年ロシアW杯の予選にも出場している状況だ。同選手はインタビューに対して以下のように話し、フットサルとサッカーの両立について語った。
「本当に素晴らしい。両方でこういう結果を得られることを想像していたよ。サッカーとフットサルでは、ピッチの大きさが全然違う。だから、異なるスペースをうまく利用しなければならない。フットサルではボールを持ってからの時間がない。決断は非常に早く行わなければならないんだ。ミスをすればすぐに結果につながってしまう。誰もがお互いのために働くことだね」
(記事提供:Qoly)
By Qoly