MFランパード(右)が、クラブ史上初となるハットトリックを達成した [写真]=Getty Images
MLS(メジャー・リーグ・サッカー)のニューヨーク・シティFCに所属する元イングランド代表MFフランク・ランパードが、移籍後初のハットトリックを達成した。MLSの公式HPが伝えている。
ランパードは30日に行われたホームのコロラド・ラピッズ戦に先発出場すると、28分に先制点を奪う。左サイドからのクロスを見方が頭で逸らすと、逆サイドにいたランパードがゴール前へ走りこんでネットを揺らす。2試合ぶりのゴールでヤンキー・スタジアムを沸かせるが、これだけでは終わらなかった。
3ー0とリードして迎えた81分、エリア内中央でボールを受けたランパードは、トラップでDFをずらして右足からゴール右隅へシュート。キーパーは反応したが触ることができず、これがチーム4点目となった。さらに84分には、PKキッカーを務めると、ゴールマウスの真ん中に蹴りこんで3ゴール目。移籍後初、そしてクラブとしても創設後初のハットトリックとなった。なお試合は5ー1でニューヨーク・シティFCが勝利を収めている。
ランパードは試合後「本当に嬉しい。(クラブの)歴史は確かに浅いかもしれない。でもこれはすごく名誉なことなんだ」とクラブ史上初となったハットトリックを振り返った。その上で「3ゴールは自分にとって気分がいいことだけど、チームとしてはここのところ2回負けている。来週も勝たないとね」と次節のサン・ホセ・アースクエイク戦を見据えていた。
序盤戦は負傷により離脱していたランパードだが、5月下旬に復帰を果たすと、ここ8試合で8ゴールと絶好調。コロラド・ラピッズ戦ではサスペンションにより出場できなかった元スペイン代表FWダビド・ビジャに代わってキャプテンマークも巻いた。チームもイースタンカンファレンスで首位に立っており、順調なシーズンを送っている。
By サッカーキング編集部
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