オーストラリアのセミプロクラブへ移籍する可能性を報じられたロナウジーニョ [写真]=Getty Images
元ブラジル代表FWのロナウジーニョが、1試合限定の契約でオーストラリアのセミプロクラブへ移籍する可能性が浮上している。ブラジル紙『ランセ』やスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が5日に報じた。
所属クラブがない状態にある36歳のロナウジーニョ。7月にはインド・プレミアフットサルに参戦し、衰えを感じさせない華麗なプレーを連発した。同大会出場にあたっては、9日間で約200万レアル(約6500万円)という破格条件を提示されたとも報じられていた。
そして今回、1試合限定の契約でオーストラリアのクラブへ移籍する可能性を報じられた。ロナウジーニョにオファーを出したのは、ニュー・サウス・ウェールズ州プレミアリーグに所属するウーロンゴン・ウルブス。いわゆる“セミプロ”のクラブだが、なぜロナウジーニョに加入を打診したのだろうか。
報道によると、同クラブは8月10日に控えているFFAカップのラウンド32でシドニーFCと対戦するにあたり、1試合限定の助っ人としてロナウジーニョに白羽の矢を立てたという。オーストラリア1部(Aリーグ)に所属する強敵との対戦で、ファンタジスタの力を借りようとしているようだ。
『ムンド・デポルティーボ』によると、オファーを受けたロナウジーニョはウーロンゴン・ウルブスに対し、6万8000ユーロ(約770万円)の報酬を要求しているという。1試合限定のプレーとしては破格の条件を求められたクラブ側は現在、スポンサー探しに奔走していると報じられている。
インドでのフットサル参戦に続き、破格条件でのオーストラリア上陸の可能性を報じられたロナウジーニョ。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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