1試合限定契約のオファーに断りを入れたと報じられたロナウジーニョ [写真]=Getty Images
元ブラジル代表FWのロナウジーニョが、オーストラリアのセミプロクラブから提示された1試合限定契約のオファーに断りを入れたようだ。ブラジルメディア『グローボ』が7日に報じている。
報道によると、ロナウジーニョはオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州プレミアリーグに所属するウーロンゴン・ウルブスから1試合限定の契約での移籍オファーを受けた。10日に控えているFFAカップのラウンド32でシドニーFCと対戦するにあたり、1試合限定の助っ人として迎え入れようという“セミプロ”クラブからの打診だったが、ロナウジーニョは断りを入れた模様だ。
5日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、ロナウジーニョはウーロンゴン・ウルブスからのオファー提示を受け、6万8000ユーロ(約770万円)の報酬を要求していた。そして今回の報道によると、同クラブは10万オーストラリアドル(約770万円)を提示したという。
金銭面の条件ではロナウジーニョの要求を満たすオファーとなったが、同選手はリオデジャネイロ・オリンピック関連の活動があることを理由に、ウーロンゴン・ウルブス側へ断りを入れたと報じられている。
ロナウジーニョは現在36歳。昨年9月にフルミネンセを退団した後は所属クラブがない状態が続いている。7月にはインド・プレミアフットサルに参戦して衰えを感じさせない華麗なプレーを連発し、健在ぶりをアピールしているだけに、今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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