FOLLOW US

就任からわずか半年 ヨル監督がエジプトで身の危険を感じて辞任

2016.08.20

2016年2月からアル・アハリで指揮を執っていたヨル氏(中央)[写真]=Getty Images

 アル・アハリ(エジプト)を率いていたマルティン・ヨル監督が、身の危険を感じたことを理由に同クラブの指揮官を辞任した。イギリスメディア『BBC』が19日付で伝えている。

 ヨル氏は、トッテナムやハンブルガーSV、アヤックスなどで指揮官を務め、2016年2月からアル・アハリを率いていた。しかし、アフリカ・チャンピオンズリーグのグループステージ敗退が決まると、アル・アハリのサポーターが、ヨル監督宛に脅迫メッセージを送ったため、脅威を感じた同監督がわずか6カ月でエジプトを離れる決意をしたという。

 アル・アハリはクラブ公式サイトで「ヨルは我々に契約を続行することは個人的な理由で不可能であると伝えた。我々はその申し入れを受け入れ、彼との契約を打ち切ることにした」という声明を発表している。

 なお、15日にはアル・アハリのサポーターが練習中のチームを襲おうと試みたという事件も起きており、身の危険を感じたヨル監督の決断をクラブ側は尊重したようだ。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO