7月にアーセナルUー18チームのコーチから退いていたティエリ・アンリ氏 [写真]=Arsenal FC via Getty Images
ベルギーサッカー協会(KBVB/URBSFA)は26日、もとフランス代表FWのティエリ・アンリ氏が同国代表のアシスタント・コーチに就任すると発表した。
イギリスメディア『Squawka』によれば、同氏は第2アシスタント・コーチとしてロベルト・マルティネス監督をサポートする。解説者としても活躍するアンリ氏は7月までアーセナルU−18チームのコーチを務めていたが、アーセン・ヴェンゲル監督から解説業を辞めてクラブでの活動に専念することを要求されると、コーチを退任していた。
アンリ氏は「ベルギーのアシスタントコーチになれるなんて名誉なことだ。ロベルト・マルティネスに感謝するよ。とても興奮しているし、待ちきれないね」とコメントし、就任の喜びを明らかにしている。
アンリ氏がベルギー代表での業務と平行して解説業も続行するのかについては、明らかとなっていない。同氏は現在イギリスメディア『スカイスポーツ』とコメンテーターとして契約を結んでいる。
ベルギー代表は優勝候補の一角として挑んだユーロ2016でベスト8止まりに終わり、大会終了後にマルク・ヴィルモッツ前監督が退任。新指揮官としてウィガンやエヴァートンを率いた経験のあるスペイン人、ロベルト・マルティネス監督の就任が発表されていた。バルセロナやアーセナルで活躍した名ストライカーの加入は、ベルギー代表に何をもたらすのだろうか。
By サッカーキング編集部
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