A・シウヴァ、スリマニ(左から)がともにレスター加入か [写真]=VI-Images via Getty Images、NurPhoto via Getty Images
日本代表FW岡崎慎司のレスターが、スポルティングに所属するポルトガル代表MFアドリエン・シルヴァを獲得する見通しとなった。イギリスメディア『スカイスポーツ』が29日に報じている。
報道によると、レスターが移籍金2100万ポンド(約28億1000万円)でA・シウヴァの獲得に迫っている。同選手はポルトガル紙『O Jogo』に対して「オファーを確認した。レスターは非常に興味深く、自分のキャリアのゴールに相応しい場所だよ」とコメント。移籍の見通しを認めている。
A・シウヴァは1989年生まれの27歳。スポルティングの下部組織出身で、2007年にトップチームに昇格した。イスラエルのマッカビ・ハイファやポルトガルのアカデミカ・コインブラへのレンタル移籍も経験。2014年からポルトガル代表にも招集され、ユーロ2016の優勝メンバーになった。同大会では決勝トーナメントの4試合に出場。決勝でも先発メンバーに名を連ねていた。得点力を兼ね備える司令塔タイプのMFだ。
なおレスターはA・シウヴァと同じくスポルティングに所属するアルジェリア代表FWイスラム・スリマニの獲得にも動いていると報じられている。昨シーズンのプリメイラ・リーガで33試合に出場し、得点ランキング2位の27ゴールを記録したストライカーの加入に向けて、28日付の『スカイスポーツ』はレスターが移籍金3400万ポンド(約45億4000万円)を支払う意向を持っていると報じている。
A・シウヴァとスリマニの“両取り”が実現した場合、報じられている移籍金額の合計は5500万ポンド(約73億5000万円)となる。移籍期間終了目前、巨額を投じた“駆け込み”補強は実現するだろうか。
By サッカーキング編集部
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