チームに声援を送る両サポーター [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアリーグ第5節が10日に行われ、レンジャーズはアウェーでセルティックに1-5の大敗を喫した。伝統的な一戦として知られるこの試合の終了後に、残念な事件が起きた。12日付のイギリス紙『デイリーレコード』が伝えている。
セルティックの本拠地セルティック・パークで行われたこの対戦は、“オールドファーム・ダービー”と呼ばれ、宗教的対立を含めた熾烈な争いが繰り広げられる。特にこの試合は、レンジャーズが2011-12シーズンに4部へ降格して以来、リーグ戦では実に4年ぶりの対戦となったため大きな注目を集めた。
問題が発覚したのは試合後。暴徒と化したレンジャーズ・サポーターがスタジアム内のトイレを破壊したというのだ。警察当局によると、アウェーチーム側のトイレのタイルが剥がれ落ち、個室も滅茶苦茶にされていた模様。また、暴動を起こそうとしていた少数のサポーターが警官に抑えられた。
久々のダービーマッチを心待ちにしていた一部のファンは、「俺は家族の影響でレンジャーズファンとして育ったが、今はどうか分からない。こういうバカな行動が、俺をクラブから遠ざけるんだ」と不満を吐露するなど、後味の悪い幕引きとなってしまった。
By サッカーキング編集部
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