”悪童”バートンが再び問題を起こした [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のレンジャーズに所属する元イングランド代表MFジョーイ・バートンが、クラブから一時的に離れることがわかった。16日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
レンジャーズは10日に行われたオールドファームと呼ばれるダービーマッチで、セルティックに1−5と歴史的大敗を喫した。トレーニング中に選手たちが同試合を振り返った際、バートンがチームメートのスコットランド人MFアンディ・ハリデイと口論になったという。2選手はどちらも10日の試合でプレーしていた。
これに対しレンジャーズの指揮官を務めるマーク・ワーバートン監督は、バートンを週明けの19日までチームから隔離すると決断。同クラブは17日にリーグ戦でロス・カウンティと対戦するが、これにより同選手は出場できない。
一連の報道と処分を受けバートンは15日、公式ツイッター上に謝罪文を掲載。「私が言ったことの中には不適切なものがあった。それについて全面的に謝罪する。使ったいくつかの単語は度が過ぎていたよ」と、自身が起こした問題について反省し、「必要性があったとは感じていないけど、監督の決定を尊重するよ」とチームを一旦離れることを受け入れている。
現在34歳のバートンは、これまでにマンチェスター・Cやニューカッスル、QPRなどで活躍してきた。正確なパスやフリーキックを武器に一時はイングランド代表まで上り詰めたが、一方でピッチ内外でのいざこざが注目を集めることも多く、悪童として知られている。昨シーズンはバーンリーで同クラブのチャンピオンシップ(イングランド2部)制覇に貢献したが、シーズン終了とともに契約は満了を迎え、フリーでスコットランドのレンジャーズへ加入していた。
By サッカーキング編集部
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