FWカレン・ロバートが23日、自身の公式ブログ(http://ameblo.jp/cullen6067/)で、インド・スーパーリーグ(ISL)のノースイースト・ユナイテッドFCに移籍することを発表した。
現在31歳のカレン・ロバートは市立船橋高校から2004年にジュビロ磐田へ入団。翌年にはJリーグの新人王を獲得した。その後はロアッソ熊本を経て、2010年にオランダのVVVフェンロに移籍。2014年からタイ・プレミアリーグのスパンブリーFCでプレーし、昨年1月にはKリーグチャレンジ(韓国2部)のソウルイーランドFCへ完全移籍していた。
「移籍です」のタイトルでブログを更新したカレン・ロバートは、「やっとこさ契約決まりましたー」とノースイースト・ユナイテッドFCへの移籍を報告。しかし、契約締結には至ったものの、現地入り前に問題が発生したという。
「おとといはビザ申請やーなんて朝からルンルンで木更津から東京に向かいましたがラスボス参上。ビザ申請…通らず」
「申請通らないとインドに飛べないのでまずインドから資料の原本を送ってもらうとこからスタート。時間かかるのです。おそらく合流は開幕戦前日か2日前と予想。ハンパないドタバタ劇なのです。海外移籍の大変さは理解してましたが改めて大変さを痛感なのです」
初挑戦となるISLは2013年に創設され、2014年に最初のシーズンが行われた。3シーズン目の今年は、レギュラーシーズンが10月1日〜12月4日にかけて開催。全8チームがそれぞれホーム&アウェー方式で計14試合を戦う。そして、上位4チームが準決勝に進出し、12月18日に行われる決勝でリーグ王者が決まる。
ビザの問題から、「第1戦は私間に合うかわからないので第2戦目からがボビさんの開幕と考えております」というカレン・ロバートだが、それでも、往年のスター選手が揃うISLに向けて、チーム合流後のイメージも「完璧」なようだ。
「私の初戦の相手は神様ジーコ様率いるFCゴア。マーキープレーヤーは元ブラジル代表のDFルシオさん。イメージではルシオさんの上からヘディングで決める予定です。試合後のイメージはジーコさんに日本語で挨拶して写真撮る予定です。イメージ完璧。いける。そして次の試合がムンバイFC。マーキープレーヤーは皆さん大好きフォルランさん。日本語で話しかけてみます。そして次の試合が元バルセロナのグジョンセンさんのプネFC、その次が元チェルシーのマルダさんのデリーと、こんな感じで毎試合エキサイティングな試合が出来るので楽しみでやんす」
ノースイースト・ユナイテッドFCは10月1日に行われる開幕戦でケーララ・ブラスターズFCとホームで対戦。4日に行われる第2節では、FCゴアとのアウェーゲームに臨む。