6月のキリンカップで来日したペテフ監督 [写真]=Getty Images
ブルガリア代表を率いていたイヴァイロ・ペテフ氏が、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)の新指揮官に就任することが決まった。同氏は2年契約を締結している。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えた。
ブルガリア国籍の指導者であるペテフ氏は現在41歳。ルドゴレツやキプロスのAELリマソールの監督を歴任した後、ブルガリア代表指揮官に就任した。今年6月のキリンカップサッカー 2016に出場した際には、準決勝で日本代表と対戦。2-7と大敗を喫している。
自国の代表チームからクロアチア王者へと活動の場を移す理由について、ペテフ氏は「これまでに2回、就任の機会があった。ただ、その時は条件面で合意に至らなかったんだ。しかし今回は、良いタイミングが訪れたと思う。以前からずっと、このようなクラブで仕事をしてみたいという気持ちがあった」と話している。
ディナモ・ザグレブは国内リーグ11連覇中だが、今シーズンは10試合を終えて3位。チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ2試合で7失点を喫し、連敗スタートとなっている。CLの次節は10月18日、日本代表MF清武弘嗣のセビージャをホームに迎える。
なお、ペテフ氏の辞任によって空席となったブルガリア代表指揮官にはペタル・フブチェフ氏が就任している。
By サッカーキング編集部
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