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チェコ代表の2選手が女性蔑視発言で異例の処分 女子チームに数日間合流へ

2016.10.05

ユーロ2016のチェコ代表メンバーにも入っていたGKコウベク [写真]=UEFA via Getty Images

 スパルタ・プラハに所属するチェコ代表GKトマーシュ・コウベクと、同MFルカシュ・バーハが女性蔑視を意味するような発言でクラブから処分を受けるようだ。4日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 スパルタ・プラハは2日に行われたチェコ1部リーグでブルノと対戦し、3-3で引き分けた。同試合で、ブルノの同点ゴールに関して、ルーシー副審がオフサイドを見逃したとして感情を露わにしていた。

 試合後、コウベクとバーハは、「女性はキッチンにいるべきだ。男の試合をさばく必要なんてない」と、女性審判員のルーシー氏に対する女性蔑視と取れる発言をしていた。

 2選手に対して、スパルタ・プラハのディレクターを務めるアダム・コタリック氏は「選手たちには数日間クラブの女子チームで過ごしてもらう。彼女たちがキッチン以外でも大いに価値を発揮できることに気づくだろう」と、女子チームの練習に参加させると明言。また、チェコサッカー協会のミロスラフ・ペルタ会長も「受け入れられない」とコメントしているようだ。

 なお、コウベクは「試合直後でとっさに口走ってしまった。全ての女性に許しを請いたい」と、自身のSNSで謝罪している。

By サッカーキング編集部

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