キャリア通算300得点、代表通算49得点を記録したネイマール(写真は9月6日のコロンビア戦) [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第9節が6日に行われ、ブラジル代表とボリビア代表が対戦。ブラジルが5-0と快勝し、3連勝を果たした。
ホームで5ゴールを挙げ、ボリビアを一蹴したブラジル。ゴールラッシュの口火を切ったのはFWネイマール(バルセロナ)だった。11分、相手の最終ラインでボールを持った選手にプレスをかけてボールを奪うと、競り合いながら敵陣を突破。数的優位を作って右前方のFWガブリエウ・ジェズス(パルメイラス)にパスを出し、リターンを受けて難なく押し込んだ。
ブラジルを勢いに乗せる先制ゴールは、ネイマールにとって2つの意味で記念すべき一撃となった。スペイン紙『マルカ』や同『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
報道によると、ネイマールはボリビア戦のゴールでキャリア通算300得点に到達。内訳はサントスで「138」、バルセロナで「95」、ブラジル代表(年代別代表含む)で「67」となっている。
そして、キャリア通算300得点目はネイマールにとって、A代表通算49ゴール目でもあった。同選手は9月6日の南米予選第8節コロンビア代表戦で決勝ゴールを挙げ、元ブラジル代表MFの“神様”ジーコ氏(71試合出場)の記録「48」に並び、歴代4位タイとなっていた。そして今節、自身73試合目の代表戦で49ゴール目を挙げ、通算得点数がブラジル歴代単独4位となった。
通算得点数首位はペレ氏の77ゴール(91試合)、2位はロナウド氏の62ゴール(98試合)、そして3位はロマーリオ氏の55ゴール(70試合)となっている。ネイマールが今後も現在のペースで得点を重ねていけば、上位3名の記録を塗り替えることは十分に可能と見られる。ボリビア戦では68分に流血による途中交代を強いられたが、今後のさらなるゴールラッシュに期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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