アルゼンチンを相手に敵地で勝利を収め、喜びを爆発させるパラグアイの選手たち [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第10節が11日に行われ、アルゼンチン代表とパラグアイ代表が対戦した。
第9節を終えて4勝4分け1敗、勝ち点16で5位のアルゼンチン。前々節は最下位のベネズエラを相手に、そして前節は現在8位のペルーにそれぞれ2-2で引き分け、足踏み状態に陥っている。3試合ぶりの勝利を目指すホームゲーム、先発メンバーにはマルティン・デミチェリスやハビエル・マスチェラーノらが名を連ねた。攻撃陣はアンヘル・ディ・マリア、ゴンサロ・イグアイン、セルヒオ・アグエロらが形成する。
均衡を破ったのはアウェーのパラグアイだった。17分、自陣でのパスカットからカウンターを仕掛け、最終ラインの背後でパスを受けたデルリス・ゴンサレスがペナルティーエリア右側へ。ドリブルでの前進から右足を振り抜くと、強烈なシュートが相手GKの手を弾いてニアサイドを射抜いた。
先制を許したアルゼンチンは敵陣でのパスカットからディ・マリアがミドルシュートを放ったが、左足での一撃は右ポストを直撃。同点に追い付くことができず、1点ビハインドで前半を終えた。
後半開始早々、アルゼンチンにビッグチャンスが訪れる。ペナルティーエリア内での相手のハンドでPKを獲得。アグエロがキッカーを務めたが、ゴール右隅へのシュートはGKフスト・ビジャールに阻まれ、ゴールを決めることができなかった。
PK失敗直後の49分、アグエロは背後へのスルーパスに反応して相手GKと1対1となるチャンスを迎えたが、またもシュートを阻まれてゴールネットを揺らすことができなかった。
1点を追うアルゼンチンは59分にパウロ・ディバラ、71分にはルーカス・プラットを投入して打開を図ったが、最後まで1点が遠かった。試合は0-1で終了。アルゼンチンはホームで痛恨の完封負けを喫し、3試合勝ちなしと足踏みが続く。
アルゼンチンの次節は11月10日、ブラジルとのアウェーゲームを控えている。一方、敵地で貴重な勝ち点3を掴んだパラグアイは次節、ペルーをホームに迎える。
【スコア】
アルゼンチン代表 0-1 パラグアイ代表
【得点者】
0-1 17分 デルリス・ゴンサレス(パラグアイ代表)
By サッカーキング編集部
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