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アフリカ制覇を達成した白人唯一の主将 元南ア代表トヴェイ氏が心臓発作で搬送

2016.10.17

1996年のアフリカ・ネーションズ杯を制したトヴェイ氏(中央左) [写真]=Getty Images

 元南アフリカ代表ニール・トヴェイ氏が心臓発作を起こし、病院へ搬送されたことが明らかになった。南アフリカサッカー連盟(SAFA)が16日、同氏の兄であるマーク・トヴェイ氏の声明を発表している。

 マーク氏によると、ニール氏は「今日(16日)の午後、トレーニングの途中に心臓発作を起こして病院へ搬送された。医者の報告を待っている状況で、今後の数時間が山場になるようだ」と明かし知得る。

 ニール・トヴェイ氏は1962年生まれの54歳。選手時代はダーバン・シティやカイザー・チーフスなどでプレーし、1996年のアフリカ・ネーションズカップでは南アフリカ代表のキャプテンとして優勝に貢献。イギリスメディア『BBC』は、ニール氏が同大会制覇を果たした代表チームで唯一、白人で主将を務めた人物と伝えている。

 同氏は現役引退後、数々のクラブで指揮官を歴任。昨年6月に南アフリカ代表のテクニカル・ディレクターに就任していた。『BBC』によれば、同職に就く4カ月前にも心臓発作を起こしていたという。

By サッカーキング編集部

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