デビュー戦を勝利で飾ったヴィーゼ氏(中央)。左がセザーロ、右がシェイマス [写真]=Bongarts/Getty Images
元ドイツ代表GKティム・ヴィーゼ氏が3日、アメリカのプロレスリング団体「WWE」でついにデビューを果たした。ドイツ紙『ビルト』が報じた。
現在34歳のヴィーゼ氏は、サッカー現役時代にカイザースラウテルン、ブレーメン、ホッフェンハイムなどでプレー。2008年にはドイツ代表に初招集を受けると、2010年の南アフリカ・ワールドカップではバイエルン所属のGKマヌエル・ノイアーに次ぐ第2GKとして選ばれていた。
2014年1月にホッフェンハイムを退団したヴィーゼ氏は、その屈強な体格がWWEの目に留まり、同9月にプロレスラー転向のオファーを受けていた。同11月には、トライアウト生として試合に出場する予定だったが、ホッフェンハイムとの契約問題で、試合デビューはお預け。それでも、タイムキーパーとしてリングに上がり肉体美を披露していた。
その後、WWEデビューを目指してトレーニングを続けた同氏は、今年6月にWWEと正式に契約を締結。セカンドキャリアの新たなスタートを切っていた。
そして3日、ドイツ・ミュンヘンで行われた大会で、ヴィーゼ氏はセザーロとシェイマスと組んでタッグ戦に出場。ついに夢のWWEデビューを果たすと、2年越しの試合出場を見事勝利で飾ったという。
By サッカーキング編集部
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