上海上港からの関心を報じられた本田圭佑 [写真]=Getty Images
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑が、中国スーパーリーグの上海上港に移籍する可能性があるようだ。イタリアでの報道を引用し、イギリスメディア『Sports MOLE』が8日に報じている。
同メディアによると、ポルトガル人指揮官のアンドレ・ヴィラス・ボアス監督が就任した上海上港が、本田の獲得を検討しているという。ポルトやチェルシー、トッテナム、ゼニトなどの指揮官を歴任した同監督は、戦力補強を見据えていると報じられている。今冬の移籍市場で本田の獲得へ向かう可能性があるようだ。
ヴィラス・ボアス監督が率いる上海上港は今シーズン、スヴェン・ゴラン・エリクソン前監督の下でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場。ガンバ大阪が属したグループGを首位で通過し、ラウンド16ではFC東京を破ってベスト8に進出した。準々決勝では全北現代モータースに2試合合計0-5と大敗。また、中国スーパーリーグは3位でフィニッシュしている。昨シーズンまで広州恒大でプレーしていたブラジル人FWエウケソンや、ブラジル代表FWフッキらが所属するクラブだ。
本田については、7日付のイタリアメディア『calciomercatoweb.it』が、ミランが移籍金を200万ユーロ(約2億3000万円)に設定して放出への準備を進めていると報道。現行契約は2017年6月までとなっており、移籍金を得られる今冬の移籍市場での放出が有力視されている。
『calciomercatoweb.it』は、イングランドやスペインの複数クラブが本田の獲得に興味を示していると伝えていた。そして今回、新天地候補として上海上港の名前が挙がった。今シーズン、セリエA第12節終了時点で3試合出場(先発は1試合のみ)にとどまっている本田。今後は移籍報道が盛んに行われることになるかもしれない。
By サッカーキング編集部
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